諏訪市議会 2020-06-17
令和 2年第 2回定例会−06月17日-05号
続いて、教育費は
補正額1,400万円で、国の
補正予算によって措置されました
学校保健特別対策事業費補助金を活用し、
小中学校の再開に伴う
感染症対策や
学習保障等に必要な取組を迅速かつ柔軟に実施するための経費を追加計上しております。
以上、
補正額1億2,725万1,000円に対し、
特定財源は9,946万6,000円で、
一般財源必要額は2,778万5,000円となり、
財政調整基金繰入金及び繰越金をもって措置いたしました。
続いて、議案第34号財産の取得については、国の
GIGAスクール構想の実現に向け、
小中学校に整備する
タブレット端末の取得につきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。
今回提案をいたしました
タブレット端末の購入につきましては、早期の導入を図るため、本議会の初日に予算をお認めいただき、去る6月12日に
指名競争入札を行いました。その結果、1億7,776万6,980円(同日、1億7,776万9,680円の訂正あり)で
エプソン販売株式会社松本支店が落札し、昨日、仮契約を行ったものであります。
以上で
追加議案の説明を終わります。いずれも緊急に対応すべき案件となりますので、
議員各位におかれましては、事情を御賢察の上、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。
済みません、訂正をさせていただきます。
GIGAスクール構想の
タブレット端末の入札結果の金額を訂正いたします。6月12日に
指名競争入札を行いましたその結果、1億7,776万9,680円で
エプソン販売株式会社松本支店が落札いたしました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第33号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第33号は
総務産業、
社会文教両
常任委員会に付託いたします。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第34号財産の取得についての質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第34号は
社会文教委員会に付託いたします。
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△日程第 2
議案第24号 諏訪市
税条例の一部改正について
議案第25号 諏訪市
都市計画税条例の一部改正について
○
伊藤浩平 議長 これより議案第24
号諏訪市
税条例の一部改正について及び議案第25
号諏訪市
都市計画税条例の一部改正についてを
一括議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 議案審査の報告に先立ち、
総務産業委員会では、今
定例会で当
委員会に付託された
議案審査に当たり、6月11日、全
委員出席の下、
関係部長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことを報告いたします。
議案第24
号諏訪市
税条例の一部改正について及び議案第25
号諏訪市
都市計画税条例の一部改正についての2件を一括して報告いたします。
議案第24
号諏訪市
税条例の一部改正については、
新型コロナウイルス感染症の
蔓延防止のための措置が納税者に及ぼす影響の緩和を図るため、本年4月30日に
地方税法等の一部を改正する法律が公布され、原則として同日から施行されることに伴い改正されるものです。
議案第25
号諏訪市
都市計画税条例の一部改正については、
地方税法の改正に伴う
条ずれ等の改正がされるものであります。
主な質疑では、
徴収猶予する対象はいつのものかの問いに、令和2年2月1日以降に納期を迎える全ての税目が対象となり、過去のものは対象とはならないとの答弁。
固定資産税の
軽減措置は、令和3年度課税の1年に限りということは、今年度分は対象にならないのかの問いに、今年度は
徴収猶予のみで、来年度に今年度分を支払っていただくとの答弁。
申請が難しいので簡素化できないかの問いに、申請に必要な書類等が準備できない場合は、口頭での聞き取り等で簡素化している。
税務署等に既に
徴収猶予を申請し許可を得ている場合、その許可証をもってすればこちらの申請を簡素化することができる措置を取っているとの答弁。
申請は何種類もあるが、一つずつ申請するのかの問いに、申請は
税目ごと、期ごとの申請になるとの答弁がありました。
議案第24
号諏訪市
税条例の一部改正について及び議案第25
号諏訪市
都市計画税条例の一部改正について、共に討論はなく、採決の結果、当
委員会では、
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
議案第24号及び議案第25号について一括して討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第24
号諏訪市
税条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第25
号諏訪市
都市計画税条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 3
議案第26号 諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
議案第27号 諏訪市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び諏訪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について
議案第28号 諏訪市
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部改正について
議案第29号 諏訪市
国民健康保険税条例の一部改正について
○
伊藤浩平 議長 議案第26
号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてより議案第29
号諏訪市
国民健康保険税条例の一部改正についてまでの4件を
一括議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案審査の報告に先立ち、
社会文教委員会は、今
定例会で当
委員会に付託された議案を審査するに当たり、6月11日に全
委員出席の下、
関係部長、次長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。
それでは、議案第26
号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、現在、
都道府県知事または
地方自治法に規定する
指定都市の長が行っている
放課後児童支援員の
認定資格研修を同法に規定する中核市の長も実施できるよう
厚生労働省令が改正されたことに伴い、本条例が改正されるものであります。
質疑では、
放課後児童支援員の資格を取得する機会が増えると理解するが、積極的に周知をするなど、
認定資格研修の受講を促す取組は行うのかとの問いに、現在でも県知事が開催する研修会が年に二、三回行われており、諏訪市では指導員、
サポート指導員の中より、毎年三、四名に受講していただいているが、今後研修を受ける場が増えれば、さらに多くの方が資格を得ることにつながると考えているとの答弁。
現在、諏訪市の
放課後児童クラブでこの資格を持つ人は何名いるのかとの問いに、現在の
支援員体制では、
サポートも含めて54名が在籍するが、その中で資格を有する者は23名であるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
次に、議案第27
号諏訪市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び諏訪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、国の子ども・
子育て支援新制度の施行後5年の見直しに伴う改正であり、
厚生労働省令及び内閣府令が改正され、
家庭的保育事業者等による保育の提供の終了に際して、引き続き保育等の提供がなされるよう必要な措置を講じている場合に卒園後の
関連施設の確保を不要とするほか、乳幼児の保護者が疾病等によって家庭において養育することが困難な場合に
居宅訪問型保育事業を提供できることが明確化されたことなどに伴い改正がされるものであります。
質疑では、諏訪市における
家庭的保育事業所の
関連施設に関する課題と今後の見通しはとの問いに、現在、
保育ニーズは3歳未満が
増加傾向にあるが、3歳以上児についてはある程度余裕のある状態、若干
保育園同士の調整はあるものの、受皿が確保できないことはなく、
関連施設の役割として問題ないと理解している。今後についてもこの傾向は続くと思われ、課題が出てくることは想定していないとの答弁。
今回の改正は、現状の問題への解決策として理解してよいのか、もしくは今後問題が起きると想定されるために、ここで改正されるものだと理解すべきなのかとの問いに、
連携施設についてはこれまでも何度か同様の改正をさせていただいてきた、子ども・
子育て支援新制度では5年ごとに、子供の状況、世の中の状況を勘案し、見直しをすることとなっており、
連携施設の確保には運営上の負担が大きいとの現場の声を拾いながら議論が重ねられた結果が、今回の改正につながっていると理解しているとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
次に、議案第28
号諏訪市
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部改正については、
災害弔慰金の
支給等に関する法律が改正され、
災害弔慰金及び
災害障害見舞金の支給に関する事項を調査審議するために、市町村に合議制の機関を設置するよう努めることとされたことに伴い、本条例に新たに
災害弔慰金等支給審査会の規定が加えられるものであります。
質疑では、審査会の設置は常設ではなく災害時ということであるが、委員への負担は大きいと推測される。どういった流れで審査を行うのかとの問いに、審査会については、事務局を
社会福祉課社会係に置き、
事務処理及び
審議内容の準備等を担当する。また審査会では事務局より提供する資料に基づき、その災害によって死亡したものか否かについて等、
災害弔慰金の
支給等について慎重に審議をしていただくこととなるとの答弁がありました
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
続いて、議案第29
号諏訪市
国民健康保険税条例の一部改正については、本年4月7日に閣議決定されました
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、感染症の影響によって前年に対し
事業収入等が減少する見込みとなる被保険者について、本年2月から令和3年3月末までの保険税の減免を行うこととされたこと等に伴い改正がなされるものであります。
質疑では、
新型コロナウイルス感染症関連で、市民課の窓口ではほかにも申請を受け付けていると思うが、仕事量が増える中、通常の業務内で処理し切れるのかとの問いに、4、5月で相談が40件ほどあったが、
通常業務の中で案内をした。今後も
通常業務の中で対応していくとの答弁。
周知はどのようにしていくのかとの問いに、広報や
ホームページ等で周知していくとの答弁。
申請の期限はあるのかとの問いに、申請の期限は特に設けてはいないとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
これより議案第26号より議案第29号までの4件について一括して討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第26
号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第27
号諏訪市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び諏訪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第28
号諏訪市
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第29
号諏訪市
国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 4
議案第30号 諏訪市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
○
伊藤浩平 議長 議案第30
号諏訪市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 それでは議案第30
号諏訪市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について報告いたします。
これは非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、消防団員等の損害補償に係る補償基礎額を見直すなどの改正がされるものであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、当
委員会では、
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第30号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 5
議案第31号 令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第3号)
○
伊藤浩平 議長 議案第31号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。両常任
委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 それでは、議案第31号令和2年度
一般会計補正予算(第3号)について報告いたします。
補正額は4億1,119万円で、累計額は264億7,216万円となります。
特定財源は4,764万8,000円で、
一般財源必要額は、3億6,354万2,000円となり、繰越金で措置されます。
それでは、当
委員会に付託された部分について報告いたします。
総務費は
補正額3億5,520万円で、地方財政法の規定による財政調整基金及び庁舎整備基金への積立金が計上されるとともに、自治総合センター及び長野県市町村振興協会の助成金事業の採択に伴うコミュニティ助成事業補助金等が計上されました。
また、県の地域発元気づくり支援金の採択を受けたことに伴い、地域戦略費の移住交流促進事業費及び労働費の労務対策費人材確保推進事業費に係る既存事業に県支出金を充当するため、財源振替が行われます。
土木費は
補正額5,300万円であります。道路橋梁費に、国の交付金の内示に伴い事業費が減額されるとともに、緊急自然災害防止対策事業計画に基づき実施される市内道路の冠水対策及びのり面崩落対策工事に要する経費が計上されました。また、市内要望箇所の道路や河川等の改修に要する経費が追加計上されました。
消防費は
補正額101万円で、非常備消防費に各地区から要望があった防犯灯LED化事業補助金の増額分が追加計上されました。
予算の第2条は地方債の補正で、道路改良事業の限度額の変更で5,550万円増額変更されるものです。
主な質疑では、庁舎建て替えの積立は従来1億円をめどに積み立てるとのことだが、今回7,000万円にしたのはどのような理由か、また今後の方向はの問いに、繰越額の法定積立額3億5,000万円のうち7,000万円を積み立てることに決めた。今後は10年スパンで見た場合、7,000万円から1億円程度積立していけば、予定している積立額になると見ているとの答弁。
財政調整基金の残高は幾らあるのかの問いに、今回の補正が可決すれば、15億3,l89万9,328円であるとの答弁。
LEDに換わった防犯灯は、市全体の何%か、今後の見通しはの問いに、およそ2,400灯がLEDに換わり、本年度分を加えると約62%となる。この事業は3年計画で本年度が最終年度となるが、市民からの情報を得て、来年度以降のことについては決めていきたいとの答弁。
道路橋梁費の国の交付金が当初予定4,000万円だったのに対し、実際は792万円と差が大きくなった理由はの問いに、国の決定が申請額に対し19%だったため、国の決定額に合わせて補正したとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会では、
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案第31号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第3号)の当
委員会に付託された部分について報告いたします。
初めに、民生費は
補正額63万8,000円で、本年4月の生活保護法の改正により、日常生活支援住居施設へ委託制度が施行されたことによる生活保護システムの改修のための経費が計上されました。
次に、教育費は
補正額134万2,000円で、小学校費及び中学校費に来年4月から実施される城北小学校、高島小学校及び上諏訪中学校の施設併設型小中一貫教育に向けた施設整備の一環として、内線電話の設置経費が新たに計上され、また社会教育費には、教念寺の国指定重要文化財の羅漢像2幅の保存修理に対する補助金が計上されました。
質疑では、生活保護システムの改修は、諏訪市、岡谷市、茅野市の3市が一緒に行うとのことだが、計上された費用は3市で均等割りをした金額と理解してよいかとの問いに、3市の人口割等で均等割りした金額であるとの答弁。
小学校費、中学校費の内線電話設置経費について、一括買取でもよいと思うが、なぜ料率のかかるリースにしたのか理由を伺いたいとの問いに、一括で購入すると、四百五、六十万円ほど経費が単年度にかかるので、単年度の負担を平均的にと考え、リース料率はかかるが7年のリースにしたとの答弁。
リース料はどのくらいになるかとの問いに、小学校費のリース総額が563万4,552円、中学校費のリース総額が566万1,348円、それぞれの1か月分の使用料の7か月分を今回計上しているとの答弁。
社会教育費の国指定重要文化財の保存修理に対する補助金について、今回この保存修理を手がける業者は教念寺が選定し、総事業費はそこで決定するのかとの問いに、教念寺が事業者として京都府の国宝修理装こう師連盟加盟業者の岡墨光堂と契約をして事業を進めていくことになっているとの答弁。
国宝級の文化財であるということなので、修理が済んだ後、市民の皆さんに見ていただく機会を設けてもらえたらありがたいと思うが、教念寺からは何かお考えを聞いていないかとの問いに、教念寺では、市民の皆さんに見ていただく機会を設けたいと考えているとの話で、市としても協力をしていきたいと考えているとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長 両常任
委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第31号を採決いたします。本案に対する両常任
委員長の報告は可決であります。本案は両常任
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 6
議案第32号 令和2年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○
伊藤浩平 議長 議案第32号令和2年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案第32号令和2年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は
補正額509万2,000円で、累計額は48億2,506万4,000円となります。
補正の内容は、総務費一般管理費のシステム改修委託料に国民健康保険のオンライン資格確認に係るシステム改修経費が計上されるもので、国庫支出金により措置がされました。
質疑、討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第32号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 7
陳情第14号
諏訪市議会に対して、
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情書
陳情第15号
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める陳情書
○
伊藤浩平 議長 陳情第14号
諏訪市議会に対して、
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情書及び陳情第15号
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める陳情書を
一括議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 社会文教委員会は、付託された陳情2件につき、6月11日に全委員が出席し慎重に審査をいたしました。また、陳情第15号は、同日、陳情者からの事情聴取を行い、また関係部局の意見を伺っております。
それでは、初めに陳情第14号
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情書について報告いたします。
この陳情は、令和2年第1回
定例会で付託され継続審査となっておりました。陳情者は、霧ヶ峰の自然を守る会代表小林幸子氏であります。陳情の内容は、
諏訪市議会に対して太陽光設備に関し一定の基準を定める条例の制定を求めるものであります。
審査において出された意見では、前回継続になったときも採択して条例を制定すべきだと考えた、そこは変わっていない。勉強会を通してその気持ちは強くなった。国・県は大網をかけるだけ、市が小網をかけないと環境保全、森林を守ることはできない。市民の後世へ、子供たちへ自然を残したいという気持ちを受け止め、ぜひ採択をして条例を制定したい。この審査には拘束力、許可制等の判断は必要ないと考える。
勉強会を通して自然を守る大切さを感じた。条例の必要性も感じているが、太陽光発電に特化した条例ではなく、広く自然エネルギーを見据えた範囲の広い条例をつくったほうがよいように感じた。
勉強会も行い、近隣市町村の状況も学んだ。今
定例会で結論を出さなくてはいけないと考えている。また陳情者が望むものと私たちが望むものを整理して判断を下さなければならないと考える。
太陽光発電に限って自然が破壊されるわけではない、山を放置しているだけでも災害につながる。自然を守るにはこういったものを含んだ条例でなくてはならないと思う。
討論では、自然環境の保全等のためには
太陽光発電設備設置等に関する条例の必要性について一定の理解をいたすところであり、政策提言のテーマとして取り上げ勉強会を開催しているところであるが、本陳情の意図する条例には許可制の導入、事業終了後の原状回復、保証金の預託などが明文化されており、さらにこの条件の必要性は広く社会に告知されている。したがって、この陳情を受け入れることができず、不採択としたいとの討論。
条例をつくる方向に議員が向いているのだから、不採択でもよいだろうは通らない。この陳情が出たから条例をつくろうという考えになったのだから、条例をつくることで
諏訪市議会が前に進むように、ぜひ採択をしていただきたいとの討論。
陳情書の思いは受け取れるが、陳情そのものは添付資料も併せ考えるべきであると思うので、不採択。
条例をつくることには共感するが、太陽光発電だけではないという部分と添付資料を含めた陳情には賛同できないため、不採択との討論がありました。
採決の結果、当
委員会では賛成少数により不採択であります。
続いて、陳情第15号
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める陳情書について報告いたします。
陳情者は、長野県医療労働組合連合会執行
委員長、小林吟子氏であります。陳情の内容は、国に対して2022年度以降の
医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすことを求め、意見書の提出を願うものであります。
陳情に至る経緯については、日本の医師数は、人口1,000人当たりOECD平均3.5人に対し2.4人と極めて少なく、週60時間以上働く割合は職種別で医師が最も高くなっており、特に救急や産科では、1か月の平均時間外労働時間が平均80から90時間を超え、当直を含む32時間連続勤務等が強いられており、過労死や過労自死が後を絶たない現実も存在している。
また、地域医療の現場では医師の絶対数の不足が指摘されており、地域医療崩壊の危機的状況にあると言われている。住民が安心して暮らせる
救急医療や地域包括ケア体制の充実を図るためには、医師を確保することが必要であるとの理由からこの陳情が出されました。
主立った質疑では、
医師養成定員を減らす方針というが、厚生労働省としてはどの程度の医学部定員の減員を考えているのかとの問いに、厚生労働省が減らそうとしている定員数は分からないが、2033年頃には医師の需給が均衡するとの将来推計を根拠に、2022年以降の医学部定員の減員に向け、医師養成数の方針等を見直していくべきだとしている。しかし、問題なのは労働環境、勤務実態の改善には触れておらず、数だけが均衡しても医師の疲弊は改善しない。反対に医師の数を増やすことが今の働き方を変えていくことと、地方にもきちんと医師を配置するためには有効であると考えるとの答弁。
医療機関がサロン化しているという話も聞くが、医療機関側の自助努力も必要ではないかと思うが、お考えはとの問いに、サロン化という言葉を耳にすることはある。高齢者にとって医師と顔を合わせるだけで元気をもらえるといった効果は大切にしなくてはならない診療である。待ち時間が長いとの声もあったが、予約制にしたり、待ち時間に検査を受けてもらったりと、病院でも工夫をしながら効率化を図っている。ICTも積極的に活用しているが、劇的に業務量が減るまでには至らず、今後も課題があるとの答弁。
医療現場から見れば、医師不足や人材不足は深刻な問題だと思うが、国の側から見ればどんどん増えていく医療費の問題があり、対策を立てているのだと思うが、両方がうまくいく方法は考えられないのかとの問いに、医療従事者が増えれば、それだけ人件費がかかって医療費は上がる。当然であるが、それを前提にこれからの社会保障費、医療費を考えて行くべきだと考える。予算の配分、規模など、増やす議論も必要になってくるのではとの答弁。
医療機器などの選定に際し、医師のこだわりで経費を節減できないといった話も聞くが、現場の努力という意味合いで考えを伺いたいとの問いに、医療機器は高額で病院の経営に影響を与えるのは事実、医療機器が妥当な値段なのかは知識が足りず分からないが、薬価を含めてもう少し安くならないかとは正直感じているとの答弁。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は全会一致採択であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「議長3番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 井上登議員
◆3番(井上登議員) 陳情第14号について質疑をいたしたいと思いますけれども、これは
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情で不採択なんですが、太陽光発電の設備であるとか、あるいはそれを含む
条例制定の必要性については、ほぼ全員の委員が認めているのではないですか。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 委員会の中では、審査の中でそういった条例に関する必要性に関して見れば、皆さんその考えがあったと思います。
〔「議長3番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 井上登議員
◆3番(井上登議員) 継続となりましたけれども、自然環境の保全や再生可能エネルギー、発電設備に関する条例の必要性を確認しているという新聞報道もありました。そして、
委員会としては政策提言として条例案を提出したいと新聞に出ているわけですけれども、これはもう採択もしくは趣旨採択という意味になるんじゃないですか。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 今、井上議員がおっしゃったとおり、政策提言として
委員会は取り組んでいこうということで勉強会も並行して開催させていただいております。今回の審査の中でも勉強会をやって、この審査がスムーズにできてよかったという声も聞きましたが、その内容と陳情の審査とはまた別のものであると審査の推移を見て私からは感じ取れましたので、不採択でもよいのではないかと考えております。
〔「議長3番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 井上登議員
◆3番(井上登議員) 今の中身で言えば、許可制が入っているとか、事業終了後の対応が入っているとか、先ほど意見について述べられましたけれども、これは中身の問題なんです。必要性を認めていて
条例制定を提案すると言っているのに、中身についてどうこうというのは、議会の側で検討すべき中身ですから、それは拘束されることはないです。だから、これは不採択に当たりません。これを不採択にしておいて条例を提案するのは、もう筋が通らないと私は思いますけれども。
これは結局、不採択にして条例を提案するという意味は、条例の中身を実効性のないものにしたいという意図じゃないですか。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 お互いに条例という言葉では重なっておりますけれども、陳情第14号の審査は当初から一定の基準を定める条例の制定を求めるとはっきりうたわれておるものですから、そこで審査もスタートしております。なので、陳情第14号と我々の考える条例は別物と言ってはいけないですけれども、そういう位置づけで審査が進んだということで、結果は不採択という形になった、そういうことだと思っております。
○
伊藤浩平 議長 ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
陳情第14号
諏訪市議会に対して、
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情書についての討論に入ります。討論はございませんか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 廻本多都子議員
◆4番(廻本多都子議員) 陳情第14号
諏訪市議会に対して、
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情書の
委員長の報告は不採択でした。それに対する反対討論を行いたいと思います。
本陳情は、3月議会から継続審査になっていたものです。
社会文教委員会では、審査に先立ち5月14日に自然エネルギーに関する勉強会を開催し、
太陽光発電設備に関する近隣自治体の条例や諏訪市の自然環境保全条例、そして再生可能エネルギー利用施設の設置等に関するガイドライン、そういったものと比較をして、また条例に関する考え方も学びました。
近年、こういった施設に関しては、市民の皆さんから水源などへの影響、また災害誘発への懸念が出ていました。しかし、諏訪市においての状況は、環境保全条例も届出、
太陽光発電設備に関してはガイドラインであり届出です。これでは近隣の自治体よりはるかに緩いというか甘い状況でございます。
地球環境の保護、自然を守るのが世界の流れであります。ましてや、近年の大規模災害に備えて、行政も防災マニュアルやハザードマップの作成と、市民の命と財産を守るための努力をしているところです。
また、湧水からの恩恵を受けている市民にとっても重大な問題です。自然エネルギーであっても、大事な水源や災害から守っている森林を破壊してしまう大きな施設です。勉強会を通してますます条例の必要性を感じました。
太陽光に特化した条例ではなく、もっと広い意味での条例をという意見もありました。しかし、自然環境保全条例、こういったものはありますけれども、現時点で
太陽光発電設備に関する条例はないわけです。国・県ではなくて各自治体の住民の利益を求め優先し、条例が市の制度として必要です。子供の未来へ負の遺産を残してはいけない、そのように考えます。
最後に、条例は必要でありつくるべきであると主張し、本陳情を採択すべきとして反対討論といたします。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「議長7番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 横山真議員
◆7番(横山真議員) 陳情第14号
諏訪市議会に対して、
太陽光発電設備に関する
条例制定を求める陳情書について、
委員長報告に対し賛成の立場で討論いたします。
この陳情は既に3月
定例会に提出された陳情であり、
委員長報告のとおり継続審査となっていた案件であります。その際、継続審査とした最大の理由は、提出者霧ヶ峰の自然を守る会代表、小林幸子氏から提出された資料内容に基づき条例を制定してほしいとのことでありましたが、その内容の趣旨は理解する一方で、一定の基準を定める
条例制定については、慎重かつ丁寧に進めるためで、そのために継続審査として主張したものであります。
では、今
定例会までの間、どのようなことを
委員会で論議してきたかと申しますと、現在ある諏訪市自然環境保全条例を基に、
太陽光発電設備設置等に関する条例の必要性や、諏訪市全体の自然を守る観点などから重要政策の課題の一つと捉え、
委員会では政策提言議題として
委員長を中心に協議会を開催し、それらを踏まえて、担当課との勉強会等も行ってまいりました。
この陳情、陳情者の趣旨を酌み取る中では、趣旨採択といった選択もあったわけですが、
条例制定に関しては、決して大型メガソーラー建設の賛否を問うものではなく、また大型メガソーラーだけではない再生可能エネルギー政策の考え方として当市の行方を見定めるため、
条例制定に向けた結論だと位置づけられます。
反対討論では、喫緊の課題であり、条例の必要性を感じるのであれば今すぐにでも採択すべきとも受け取れる意見でありましたが、幾度か正副
委員長が陳情者と対話をされておりましたが、皆さん御承知のとおり、新聞報道によると、陳情者は許可制の導入や違反への罰則規定、事業終了後の原状回復費用の補償などを明文化した、当初からの考え方を曲げることなく陳情内容を求める形で改めて記者会見が行われました。しかしながら、陳情者の明文化したものは、上位法に抵触する可能性をはじめ、法令不遡及の原則等慎重に検討する必要があります。
そこで、冒頭に申し上げましたが、趣旨採択といった判断もできたわけでありますが、我々議員とすれば、賛成、反対それぞれの市民の立場から意見を聞いて判断することが重要であり、不採択とせざるを得ない判断であります。
また、この陳情とは切り離し、
委員会では再度勉強会を積み重ねながら、諏訪市の将来について全委員が理解を示していることから、大局的見地に立って判断する必要があります。
現在、諏訪市四賀ソーラー事業、仮称ではありますが、計画の環境影響評価準備書に対する諏訪市、茅野市、両市長意見が6月1日に県知事に提出されました。両首長が指摘した意見では、不明点、不備及び不足等を明らかにしていただき、それらを含め評価書の作成前に長野県環境影響評価技術
委員会及び環境審査顧問会での審議と論議を踏まえた科学的な検証の機会を設定し、再検討や修正等を行い、環境の保全について適正な配慮を講じるとともに、地域住民への十分かつ丁寧な周知と説明の機会を設け、疑問、不安、懸念等の解消に努め合意形成を図ることを求めた意見内容となっております。
当市においては、引き続き、生活環境課をはじめ関係各課と情報を共有していただき、長野県環境影響評価技術
委員会や今後開催される環境審査顧問会への傍聴など、県と茅野市との連携を密に、今後の動向や指摘事項などに注視していただきたいと思うところであります。
我々諏訪市議として、
社会文教委員会メンバーとしましては、今後引き続き、
委員長を中心に諏訪市全体を見据えた森林整備をはじめ、環境保全に関する
条例制定の在り方、政策提言について研究してまいりたいと思います。以上の観点から賛成討論といたします。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第14号を起立により採決いたします。陳情第14号に対する
社会文教委員長の報告は不採択であります。陳情第14号は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
伊藤浩平 議長 起立多数であります。よって、陳情第14号は
社会文教委員長の報告のとおり不採択と決定いたしました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 陳情第15号
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める陳情書について討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第15号を採決いたします。陳情第15号に対する
社会文教委員長の報告は採択であります。陳情第15号は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、陳情第15号は
社会文教委員長の報告のとおり採択と決定されました。
──────────────────────
△日程第 8
議員議案第 2号 意見書の提出について(
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める意見書)
○
伊藤浩平 議長 次に、
議員議案第2号
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める意見書の提出についてを議題といたします。提出者より説明を求めます。近藤一美議員
◎5番(近藤一美議員)
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める意見書の提出について説明いたします。
日本の医師数は、人口1,000人当たりOECD平均3.5人に対し、2.4人と極めて少なく、週60時間以上働く割合は職種別で医師が最も高くなっています。特に救急や産科では、一ヶ月の平均時間外労働時間が平均80〜90時間を超え、当直を含む32時間連続勤務が強いられている状況であります。
ところが、政府の「骨太の方針2018」では、2022年度以降の医学部定員減を検討する方向が打ち出されました。しかし、その根拠とされる厚生労働省の医師需給の将来推計は、医師の長時間労働がケースによっては最大週80時間とし、また、医療需要は入院ベッド数を減らす地域医療構想に連動しています。この推計をもとに医師の養成定員を減らしてしまうと、医師の長時間労働の改善には繋がらないばかりか、深刻な医師不足が続く地域医療にも大きな影響を与えることが危惧されます。
住民が安心して暮らせる
救急医療や地域包括ケア体制の充実が図られるよう、引き続き、医師数を増やすことを強く求めるものです。下記の事項について国に要望します。
一つ、2022年度以降の
医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
以上で
提案説明を終わります。全議員の御賛同をお願いいたします。
○
伊藤浩平 議長 提出者に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております
議員議案第2号については、
諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は
委員会の付託を省略することに決定いたしました。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより
議員議案第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。再開は庁内放送にてお知らせいたします。
休 憩 午前11時12分
──────────────────────
再 開 午後 1時40分
○
伊藤浩平 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。議案第33号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第4号)及び議案第34号財産の取得についての2件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、議案第33号及び議案第34号の2件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
──────────────────────
△
日程追加第 9
議案第33号 令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第4号)
○
伊藤浩平 議長 これより議案第33号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。両常任
委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 議案審査の報告に先立ち、
総務産業委員会は、今
定例会で当
委員会に付託された議案の審査に当たり、本日、全
委員出席のもと、
関係部長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことを報告いたします。
それでは、議案第33号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第4号)について報告いたします。
補正額1億2,725万1,000円が追加され、累計額は265億9,941万1,000円となります。
特定財源は9,946万6,000円で、
一般財源必要額は2,778万5,000円となり、
財政調整基金繰入金及び繰越金で措置されます。
それでは、当
委員会に付託された部分について報告いたします。
商工費は
補正額2,078万5,000円で、深刻な
経済的影響を受けている
観光事業者等を支援するため、観光費に国のGo To
キャンペーンや、県による
観光振興の取組と歩調を合わせて実施する
プレミアム観光振興券発行事業費が新たに計上されるとともに、
諏訪観光協会と連携し、
キャンペーンやイベントの開催など、効果的な
観光誘客を図るための経費が追加計上されました。
主な質疑では、プレミアム
観光振興券の対象となる宿泊料は税込みか、また入湯税も含むのかとの問いに、税込みであるとの答弁。
宣伝事業費は、具体的にどのようなイベントを想定しているのかとの問いに、観光客が落ち込んでいるので、具体的に詳細な計画はない。国のGo To
キャンペーンの中でイベントに対する支援や観光商品に対する開発支援を見ながら、あわせて、市も連携していき、柔軟に組立てを考えていきたいとの答弁。
プレミアム
観光振興券の具体的な手続の方法はとの問いに対し、プレミアム券の手続については、既に先行して行っている商工課を参考にしていきたいとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会では
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案審査の報告に先立ち、
社会文教委員会は、今
定例会で当
委員会に付託された議案を審査するに当たり、本日、全
委員出席のもと、
関係部長、次長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。
それでは、議案第33号令和2年度諏訪市
一般会計補正予算(第4号)の当
委員会に付託された部分について報告をいたします。
初めに、民生費は
補正額4,565万7,000円で、国の
補正予算に伴い、
独り親家庭を支援するため、
児童扶養手当受給世帯や、家計が急変し収入が減少した世帯に対し、
ひとり親世帯臨時特別給付金を支給するための経費が計上されました。
次に、衛生費は
補正額4,680万9,000円で、長野県からの委託を受け、当市が
諏訪地域6市町村の代表として開設する
諏訪医療圏地域外来・
検査センターに係る
運営事業費が計上されました。このセンターは、
新型コロナウイルスの感染の疑いがある方に対し、
PCR検査のための検体採取を実施するため設置されるものであります。
続いて、教育費は
補正額1,400万円で、国の
補正予算によって措置されました
学校保健特別対策事業費補助金を活用し、
小中学校の再開に伴う
感染症対策や、
学習保障等に必要な取組を迅速かつ柔軟に実施するための経費が計上されております。
質疑では、教育費では、プールの清掃について、どのような契約内容となるのかの問いに、広さや個数により必要人件費などが価格となるとの答弁。
民生費では、
ひとり親世帯臨時特別給付金の申請は紙のみか、電子申請はとの問いに、紙ベースのみ、郵送を含むとの答弁。
ひとり親世帯臨時特別給付金の休日対応についてはとの問いに、もともとの児童扶養手当の現況届の対応で市役所大会議室を広く利用し、休日の受付をしている。それ以外の人は別途対応したいとの答弁。
感染症外来・
検査センター委託金の4,680万9,000円について、総額は諏訪市分かとの問いに、6市町村分の総額であり、全額県負担となるとの答弁。
市民等の「等」は何を想定しているのかとの問いに、旅行者等の宿泊者を含むとの答弁。
フェースシールド等の衛生用品は委託料の中に含まれているのかの問いに、防護服等の衛生用品は、全て県からの現物支給であるとの答弁。
PCR検査を担当する医師・看護師は特定された医師等なのかとの問いに、医師は3医師会から手を挙げてもらい輪番制。看護師は6病院から派遣されるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長 両常任
委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第33号を採決いたします。本案に対する両常任
委員長の報告は可決であります。本案は両常任
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△
日程追加第10
議案第34号 財産の取得について
○
伊藤浩平 議長 これより議案第34号財産の取得についてを議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案第34号財産の取得については、国の
GIGAスクール構想の実現に向け、
小中学校に整備する
タブレット端末の取得につきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決が求められるものであります。
今回提案されました
タブレット端末の購入につきましては、早期の導入を図るため、本議会の初日に予算を可決し、去る6月12日に
指名競争入札が行われました。その結果、1億7,776万9,680円で
エプソン販売株式会社松本支店が落札し、昨日、仮契約が行われたものであります。
質疑では、購入台数に転入生分の予備はあるのかとの問いに、基準が昨年の5月1日付学校基本調査結果数による。本年数より多く、予備があるとの答弁。
1台当たりの単価はとの問いに、4万4,880円との答弁。
入札業者はとの問いに、指名は15者、うち11者が辞退し、4者が入札との答弁。
保守メンテナンス費用はとの問いに、今後メンテナンス会社にお願いしていきたいとの答弁。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第34号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 以上をもって本
定例会の日程は全て終了いたしました。
──────────────────────
閉 議 午後 1時53分
○
伊藤浩平 議長 市長から挨拶があります。市長
◎
金子ゆかり 市長 6月
定例会の閉会に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
本
定例会は6月1日に招集し、本日まで17日間、連日慎重に御審議を賜り、提出した議案につきましては、いずれも原案のとおり可決、御決定をいただき、厚く御礼を申し上げます。
今議会では、
新型コロナウイルス感染症対策に関わる
補正予算や、条例改正など、急を要したために専決処分をさせていただきました各案件につきましても、御承認をいただきました。
また、初日には
緊急経済対策第2弾を中心とした
補正予算を即決していただくとともに、本日提案の
諏訪医療圏地域外来・
検査センターの設置、
緊急経済対策の第3弾などに関連した
補正予算等につきましてもお認めをいただき、誠にありがとうございました。
これらの予算につきましては、スピード感を持って危機管理体制の充実、市民の皆さんの生活支援、事業者の皆さんへの経営支援をはじめ、学校の環境整備を含め新しい
生活様式への速やかな移行の推進に取り組んでまいります。
また、代表質問・一般質問におきまして、
新型コロナウイルス感染症への対応として、商工業、観光業への経済支援策、医療や介護施設への感染予防対策、再開された学校の児童・生徒への対応など、日々刻々と変動している現在の社会状況や今後の市民生活、教育環境などに関する多くの御意見、御提言をいただきました。
その一部は、本日
追加提案をいたしました議案に早速反映をさせていただいておりますが、なお引き続き今後の施策決定の参考にしてまいりたいと存じます。
なかなか収束が見えてこない
新型コロナウイルス感染症ですが、非常事態宣言が解除され、夜の街にも明かりがともり始め、徐々に明るい兆しも見えてきております。
そうした
社会経済活動が一日も早く復活することを目指していくと同時に、その一方で、この感染症ウイルスは長期にわたり私たちの生活に多大な影響を及ぼすものであると認識し、ウイルスと共存する新しい
生活様式の定着に向け、着々と歩を進めていく皆様へ引き続き支援をしていく必要があると考えております。
4月にはピンク色の桜の花と、黄色いスイセンが明るく市内を彩っていましたが、そうした春の暖かな優しい日差しを感じる間もなく外出抑制の日々が過ぎ、先週には真夏日、そして早くも入梅となり、間もなく夏本番を迎えようとしております。
本来ですと、市民まつりの諏訪よいてこや、夏の一大イベントである諏訪湖祭湖上花火大会が諏訪市の夏を彩り、にぎやかな季節に向かっていくわけでありますが、今年は例年とは異なった静かな夏を迎えることになりそうです。
こんなときだからこそ、ぜひ御自身の健康と家族と一緒に過ごす時間を大切にしつつも、全員の知恵と勇気と情熱をもって諏訪の活力を発揮し、この未経験の災害を乗り越えていきましょう。
結びに、
議員各位におかれましては、健康に御留意いただき、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に一緒に取り組んでいただきますとともに、行政と議会とが両輪となって引き続き市政発展のため、御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これをもって、令和2年第2回
諏訪市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。
閉 会 午後 1時59分
以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。
議 長 伊 藤 浩 平
議 員 井 上 登
議 員 高 木 智 子
議案並びに請願・陳情の審議結果
市長提出
┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐
│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│報告第 1号 │ 2. 6. 1│なし │ 2. 6. 1│報告のみ │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│同意第 1号 │ 〃 │省略 │ 〃 │原案同意 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 1号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │原案承認 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 2号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 3号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 4号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 5号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 6号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 7号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 8号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第23号 │ 〃 │両
常任委員会 │ 〃 │原案可決 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第24号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 2. 6.17│ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第25号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第26号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第27号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第28号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第29号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第30号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第31号 │ 〃 │両
常任委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第32号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第33号 │ 2. 6.17│両
常任委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第34号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
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議員提出
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│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
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│
議員議案第 2号 │ 2. 6.17│ 省略 │ 2. 6.17│原案可決 │
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請願・陳情
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│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
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│陳情第14号 │ 2. 2.18│
社会文教委員会 │ 2. 6.17│不採択 │
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│陳情第15号 │ 2. 6. 1│ 〃 │ 〃 │採択 │
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議員議案第2号
意見書の提出について
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める意見書を関係行政庁に提出したい。
令和2年6月17日 提出
提出者
諏訪市議会議員 近 藤 一 美
賛成者 〃 吉 澤 美樹郎
〃 〃 廻 本 多都子
〃 〃 横 山 真
〃 〃 小 山 博 子
〃 〃 高 木 智 子
〃 〃 小 泉 正 幸
医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める意見書
日本の医師数は、人口1,000人当たりOECD平均3.5人に対し、2.4人と極めて少なく、週60時間以上働く割合は職種別で医師が最も高くなっています。特に救急や産科では、一ヶ月の平均時間外労働時間が平均80〜90時間を超え、当直を含む32時間連続勤務が強いられています。
ところが、政府の「骨太の方針2018」では、2022年度以降の医学部定員減を検討する方向が打ち出されました。しかし、その根拠とされる厚生労働省の医師需給の将来推計は、医師の長時間労働がケースによっては最大週80時間とし、また、医療需要は入院ベッド数を減らす地域医療構想に連動しています。この推計をもとに医師の養成定員を減らしてしまうと、医師の長時間労働の改善には繋がらないばかりか、深刻な医師不足が続く地域医療にも大きな影響を与えることが危惧されます。
住民が安心して暮らせる
救急医療や地域包括ケア体制の充実が図られるよう、引き続き、医師数を増やすことを強く求めるものです。下記の事項について国に要望します。
記
1.2022年度以降の
医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和2年6月17日
長野県
諏訪市議会 議長 伊藤 浩平
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様
厚生労働大臣 加 藤 勝 信 様
財務大臣 麻 生 太 郎 様
文部科学大臣 萩生田 光 一 様
総務大臣 高 市 早 苗 様...